媼のつぶやき

※ブログタイトル「まったりなブログ」でしたが、まったりしすぎて記事更新が激減したので「媼のつぶやき」に変更してみました☆彡

お悔やみ


ナビ付きのレンタカーで母屋宅へ。
周りが田圃で目印もない住宅街やたけど流石、ナビ☆彡
道順ようわかったで♪ ( ̄ー ̄)☆彡
迷子になってもナビは、ぐるぐる矢印をつけてくれて助かったで。


到着後。
玄関前に乗用車が2台も止まってたけど真ん中に停めさせてもらった。
通り道の葬儀屋で準備した供花1セットと、御供(現金)を仏壇にお届けした。
お焼香して合掌させてもらった。お位牌を拝見し戒名も読ませてもろた。


故人の奥様と二人きり。
以前は二男さん同居やったけど現在は九州方面にお住まいなのだとか。しかし長男家族が近くに住んでいるので問題ないらしい。S奥様は嫁ぐ前から病弱やけど美人だった。
数年ぶりにお会いしたけど少しやつれた感があった(夫を亡くしたんだから当然か)
Sさんからの話を沢山聞かせていただいたけど泣きそうになった。もちろん本当に泣いてはSさんに失礼になると思ったから涙は流してへんけどナ。


分家さんの話では謎だった部分がわかったわ。
故人は若い時に胃癌の手術で意をカットしていた。晩年になり入退院を繰り返していて最近は「緩和ケア」という治療をうけていたらしい。でも退院後にはすぐに仕事復帰してはったんやて。クレーンの玉掛け職人さんやからね、業界から引っ張りだこやったみたい。建設業界では荒くれが多い中、真面目で時間きっちりで人気者だった故人。
それでもさすがに亡くなる前には、投薬が痛くて堪らなかったようで普段は耐えていた故人でも、とうとう口に出していたくらい苦しかったようだ。
亡くなる前日には御自宅に戻っておられて、ご夫婦と姉と長男で過ごしていたらしい。夜になって姉と長男が引き揚げてから容体が変わったようで激痛に耐えながら処方箋を服用して横になっていたけど、足だけでなく全身がけいれんのような?震えているようだったってSさんが。
隣で添い寝していた時の家内(室内)の空気がとても綺麗だったと話してくださった。
(ようわからへんけど、きっと、その瞬間がキラキラと輝いた感じだったのかもしれない)
長年連れ添った夫が胃癌で亡くなろうとしていた、その瞬間にも夫婦が寄り添っておられたという美しくも悲しい実話。
10月後半の満中陰を終えてホッとしたそうだ。でも法事等の賑やかで多忙だったのが急になくなって何だか寂しい感じやて、おっしゃっていた。(´;ω;`)ウゥゥ


ほかにも知りたいことはあったけど、Sさんの気持ちを考えると迂闊に聞くことはできなかった。半時間ぐらいでおいとまのつもりが小一時間も居座ってしまった(;^_^A


分家さんからの情報のような内容は聞かんかったけど。
お仏壇にこっそりとお供えをしといたし♪ 供花も飾らせてもらった♪
この度の訃報は残念無念ですけど、かつて母屋お祖母ちゃんが亡父の葬儀にしてくださったものを故人にお返ししできたことは嬉しいのです。


今朝は上階から凄い騒音響いて怖かったけど、今日の予定はオワタ。